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家の中でも花粉症がひどい方必見!部屋に入れないための対策と入った花粉の除去

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2024.02.29
家の中でも花粉症がひどい方必見!部屋に入れないための対策と入った花粉の除去

家の中にいるのに花粉症の症状がよくならない…
むしろ部屋にいた方がひどくなってしまう…
と悩む方も多いのではないでしょうか?

冬が終わり春に近づくにつれ、花粉症に悩まされるこの時期。
できれば症状を軽くさせたいと思いますよね。

この記事では部屋でも花粉症がひどくなってしまう理由とおすすめの対策を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

家の中でも花粉症がひどくなる理由

家の中でも花粉症がひどくなる理由は、家の中に花粉が「侵入している」または「蓄積している」からです。
ではなぜ家の中に花粉が侵入してしまうのでしょうか。

家の隙間からの侵入

花粉は目には見えないくらい小さなもので、ちょっとした隙間からでも侵入し、家の中に蓄積してしまいます。
蓄積した花粉は日常生活で舞い上がり、家中を浮遊し続けるため、家の中でも花粉症の症状がひどくなってしまうのです。

服や髪の毛に付着

乾燥する季節などは特に静電気が起きやすく、服や髪の毛に花粉が付着しやすいです。
そのため外出した際などに服や髪の毛に花粉が付着し、家の中に持ち込んでしまうことになるのです。

外出する際は鼻や口などの症状に関する予防だけでなく、家の中に持ち込まないための対策にも注意しましょう。

換気で花粉が侵入

新型コロナウイルスの流行もあり、こまめな換気を心がけている方も多いのではないでしょうか?
もちろん感染症対策などには必要不可欠なものですが、花粉症に悩まされている人にとっては花粉を家の中に入れてしまう大きな要因になるので、気軽に行えるものではありません。

家の中でも花粉対策は必要

家の中でも花粉対策は必要

上記で紹介したように、家の中に花粉が侵入してくるポイントはいくつもあります。
しかしどれも生活において欠かすことのできないものなので、対策が必要になるでしょう。

ここからは「家の中に花粉を入れないための予防策」と「家の中に花粉が入ってしまったときの対処法」について紹介していきます。

家の中に花粉を入れないための予防策

家の中に入ってくる花粉を防ぐことができれば、花粉症の症状も軽減されるので、侵入しやすいポイントでできる予防策をいくつか紹介いたします。

換気は「時間」と「開け方」と「カーテン」に注意

ウイルスは空気感染を引き起こすので換気は欠かせません。
しかし前述したとおり、換気を行えば花粉も一緒に侵入してきてしまいます。
換気の仕方に工夫を加えることで、感染対策と共に花粉対策もしっかりと行いましょう。

花粉が飛散しやすい時間帯を避けて換気

花粉は飛散しやすい時間帯があるので、その時間帯を避けて換気しましょう。
環境省が発表している資料によると気温が上がる「昼前後」と「夕方」に多くの花粉が飛散すると言われています。

中でも以下のような天気の日には注意が必要です。

  • 晴れて気温が高い日
  • 空気が乾燥して風が強い日
  • 雨上がりの翌日

そのため換気は朝早い時間(午前10頃まで)がおすすめです。
夕方になると気温は下がりますが、17時から19時頃までは浮遊していた花粉が地上へ落ちてくる時間帯でもあります。
夕方に換気を行う際には気温が下がったからと油断しないように気をつけてください。

窓は全開にしなくても換気できる

部屋の換気を目的とする場合には、窓を10センチ程開けるだけで十分な効果があります。
花粉症の方は窓を全開にせず、空気と一緒に侵入してくる花粉の量を軽減させましょう。

また、花粉が気になるからといって全く換気をしないと以下のリスクが高まるので注意してください

  • カビ
  • ニオイ
  • 感染症のリスク

など

カーテンと網戸で花粉の侵入を軽減

窓を開けて換気をする際には、レースのカーテンをした状態で換気をすると花粉が家の中に入る量を軽減できます。
レースのカーテンをするだけで、家に侵入する花粉の量が4分の1にまで減少するといわれているのです。
レースのカーテンには花粉対策が施されているカーテンも販売しているので、試してみるのもおすすめです。

プラスαとして網戸を閉めた状態で換気をするとさらに効果が期待できます。
先ほど紹介した、花粉の飛散が少ない時間帯と開け方にプラスして活用してみてください。

洗濯は外に干さない

花粉症の人はもちろんですが、家族に花粉症の方がいる場合にも外干しはおすすめしません。
洗濯を外干しすると、外を舞っている花粉が衣類に付着することはもちろん、洗濯物を取り込む際にも花粉が侵入してしまいます。
どうしても外へ干したい場合には、洗濯をする際に柔軟剤を使用すると、衣類が乾いたときの静電気を防いでくれ花粉がつきにくくなります。

花粉を落としてから入る

家の中に花粉が入ってしまう原因で見落としがちなのが、外出中に付着してしまった花粉です。
花粉がついた状態のまま家の中に入ってしまうと、部屋中に花粉を撒き散らしている状態になります。
そうならないためにも家の中に入る前に以下のことを実践してみてください。

①玄関ドアを開ける前

ウェットティッシュなどで拭ける物(カバンなど)は拭き取り、衣服等のウェットティッシュなどで拭き取れないものに関してはそっと払い落としましょう。
その際、花粉が舞い上がり吸ってしまう可能性があるので、勢いよく叩いて落としたり、振って落としたりしないように注意してください。

②玄関に入ったら

上着やカバンはなるべく部屋の中に持ち込まないようにしてください。
玄関にハンガーラックなどを用意し、玄関で着脱するようにすることで、部屋の中に花粉を持ち込むリスクが軽減されます。

③部屋に入るまえに

お風呂へ直行できるのがベストです。
お風呂に入ることができない場合でも、マスクを外してしっかりと手洗いうがいをしましょう。

家に入ってしまった花粉の対処法

家に入ってしまった花粉の対処法

ここまで紹介した予防策を行っても、家に侵入してしまう花粉を完全に防ぐことはできません。
安らげるはずの家の中まで花粉に悩まされたくないですよね。
ここからは家の中に入ってしまった花粉の対処法を紹介します。

こまめな掃除で花粉除去

日中は人の移動等で花粉が舞います。
そのためいきなり掃除機を使用するのでなく、濡れたモップ等で拭く掃除から始めましょう。
その後、人の動きが活発になる前の朝の時間帯に、拭き掃除では撮りきれなかった花粉を掃除機で吸い取りましょう。

特に玄関や窓周辺など花粉が入り込みやすい場所は、念入りに掃除を行うことをおすすめします。
玄関は帰宅時に花粉が入りやすく、窓周辺は換気のために窓を開けると花粉が入ってきてしまうのでこまめに掃除するよう心がけましょう。

空気清浄機と加湿器の使用

加湿器は冬の乾燥対策として取り入れている方も多いと思いますが、実は春も乾燥に注意が必要です。
乾燥していると家に入ってしまった花粉が舞いやすくなり、喉や鼻のバリア機能が低下してしまいます。
そのため、部屋の中では空気清浄機にプラスして加湿器を使用することがおすすめです。

加湿器は床へ直接置かずに、エアコンやファンの風が当たらない風上へ設置することで、エアコンなどの風にそって水分が部屋中に流れていきます。
一定の湿度が保たれていると、花粉に水分が付着し重くなり、床へ落ち舞いにくくなるのです。
花粉が舞わない湿度の目安は40〜60%、ウイルス対策には50〜60%とされています。

また、近年の空気清浄機には花粉対策ができる商品もあるのでぜひ検討してみてください。
加湿器の機能がある製品だと一石二鳥です。

エアコンを効果的に活用する

エアコンから花粉が入ってくるというイメージがある方もいますが、エアコンの風は室内の空気を循環させているだけなので花粉の侵入はありません。
とはいえ、換気機能がついたエアコンは外の空気を取り込み、室内に排出されるので花粉が入ってしまう可能性があります。

また、部屋の中に持ち込んでしまった花粉をエアコンが室内の空気と一緒に取り込み、フィルターでキャッチします。
そのため、エアコンのフィルターはこまめな掃除を心がけましょう。
近年では「花粉対策フィルター」も販売されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

花粉除去スプレーは効果があるのか

花粉除去スプレーとはその名の通り、衣服やカーテンなどに付いてしまった花粉を除去してくれるスプレーです。
ドラックストアなどで見かける花粉除去スプレーですが、上手に使用すればある程度の効果は見込めるかもしれません。

予防グッズとして花粉対策スプレーといったものも販売されています。
花粉対策スプレーは外出する前にスプレーすることで、静電気の発生を防ぎ花粉を付きにくくしてくれます。

効果が期待できるおすすめの花粉対策や工夫

効果が期待できるおすすめの花粉対策や工夫

最後に私が高い効果を期待できるおすすめの花粉対策や工夫を紹介いたします。
手軽ですぐに実践できるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

抗菌・抗ウイルスコーティング

近年コロナウイルスの流行を機に、さまざまな施設やお店で施工されるようになりました。
菌やウイルスだけでなく、その効果は花粉にも大きく作用します。
コーティング加工されたタイルへ花粉を付着させたところ、約2時間で99%以上の花粉を不活性化することが証明されました。

さらにエアコンを稼働した状態で施工することで、エアコン内部にもコーティング効果があるため、先ほど「家に入ってしまった花粉の対処法」でも解説しましたフィルター掃除の手間を省きつつ高い効果をもたらします。
詳しくはこちらをご覧ください。

帽子の着用

外出する際に、マスクを着用している方も多いと思いますが、帽子の着用も効果的なのでおすすめです。

髪の毛は静電気が起こりやすく、花粉も付着しやすいです。
そのため、外出する際には帽子をかぶり髪の毛に花粉が着くのを防ぎましょう。
上着等と同様に、玄関で脱いでしまえば部屋の中に花粉が入り込むリスクを軽減できます。

洋服の素材に気を付ける

ニットやマフラーなどに使われるウール素材は、花粉が付着しやすいうえに絡まりやすく落としにくいので注意しましょう。
表面がツルツルした素材は花粉が付着しにくく、付着してしまっても落としやすいのでおすすめです。

  • ポリエステル
  • ナイロン

など

抗菌・抗ウイルスコーティングなら花粉対策だけでなく防汚効果も

家の中でも花粉に悩まされる人には、99%花粉を不活性化させる抗菌・抗ウイルスコーティングが最も効果を期待できます。
花粉対策や感染症対策になるだけではなく、防汚効果にも期待でき、汚れが付きにくく付いてしまったとしても拭き取るだけでいいのでお手入れも簡単です。
消臭にも効果があるので、気になるニオイなども除去してくれます。
抗菌・抗ウイルスコーティングの効果については、以下の記事で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

家の中だけでなく施設やお店など、屋内を快適な空間にしたい場合はぜひ検討してみてください。

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